プロジェクトについて

地域の現状と課題

●「浅草」地区は、関東大震災で壊滅的被害を受けたが、現在では年間2,000万人もの観光客が来街する国際的観光地にまで発展した。しかし災害対策の面では、戦後、本地区は大規模災害に襲われておらず、そのため現状では特に外国人観光客に対する避難誘導対策は手つかずのままである。

取組みのねらい/実施主体間の連携

[ねらい]

●日本を代表する国際観光地のひとつに数えられる「浅草」地区にとって、急務というべき外国人観光客の受入れ環境整備において、その中核を担うのは観光客の「接客」において前線に立つ地元商店・観光事業者である。

●本プロジェクトでは「災害時にも安心のおもてなし」が果たせるよう、まず外国語を話せる地元人材の発掘・育成を行い、そのネットワーク化を通じて外国人支援拠点を整備し、併せてまちとしての課題を発掘する調査活動の実施や、事前学習のための避難誘導ガイド及び外国人のための安心ガイドマップの作成などにより、外国人観光客に「安心・安全な観光地/ASAKUSA」を強くアピールし、外国人観光客のより一層の訪客促進を図るとともに、国内観光地における「おもてなし先進モデル」構築の素地づくりをすることが本プロジェクトのねらいである。

[本プロジェクトの実施主体]

●協同組合 浅草商店連合会 ●国土交通省関東運輸局 ●浅草観光連盟 ●浅草寺

●浅草ホテル旅館組合 ●東京大学都市工学科都市防災研究室 ●東京都 ●台東区 参加による

「浅草地区外国人観光客安心向上プロジェクト推進検討会」を組織、本プロジェクト活動推進にあたる。

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