１．ガイド作成のための必要事項調査

 ●実施時期：平成２２年１月末～２月上旬まで

 ●実施対象者：訪日外国人観光客取扱い観光事業者、行政（東京都・台東区）担当者、防災/都市計画有識者

 ●外国人観光客及び観光地の対応の実情に精通した観光事業者と、災害対策を所管する行政担当者及び防災計画の有識者にヒアリングを実施。下記「大規模災害発生時の避難誘導ガイド」作成の素地データとして活用。

２．大規模災害発生時の避難誘導ガイドの作成

 ●実施時期：平成２１年１０月～平成２２年３月中旬まで

 ●編集目的：災害発生時、外国人観光客を第1次避難場所まで安全に誘導するための対応マニュアルを作成。下記「外国人のための安心ガイドマップ」との併用により、人材/情報の両面から外国人観光客にとって常に安心できるまちづくりを進める。

 ●体裁：A4判・５０ページ

 ●本書は、外国人観光客の来街状況及びその対応などに関する浅草の現状把握にはじまり、避難誘導のために求められる地域としての実践的な組織づくり、避難ルートの選定、避難誘導のためのサイドツールの活用方法など、習得しておけば実際の現場で役立つ実践情報を網羅しており、次年度以降の防災訓練/研修などでも積極的に活用していく。

 ●また本年度は、本書の掲載情報の妥当性、有用性などについて検証を行う。（今後、予算の目途がつき次第、バージョンアップを図っていきたい）